かわらばん2021年5月号
福井工業大学・市川秀和教授と大学院生・朝日海秀氏による編集「研究資料 福井県戦後建築史(全96頁)」が、県建築士会の協力のもと3月末発刊。同研究室は、五十嵐直雄(代表作:福井神社、福井市体育館)に光をあてる調査活動から着手して「建築家・五十嵐直雄 と 真壁の意匠」(2019.3)を既に発刊しており、これを踏まえて戦後福井の全貌究明のため、 空襲・地震の復興事業を経て、S30~40年代の官庁建築・大学教育機関・設計事務所の建築家たちの活動を考察。いま建築に生きるわれられ自身の姿勢をも顧みる研究資料となっている。
士会機関誌:創刊号(S27)~26号(S51)建築写真、論考、コンペ等を収録。士会事務局、県立図書館等で閲覧可能。
問合先:市川研究室(hidei@fukui-ut.ac.jp)



