構造部会

建築物は、敷地や気候・風土などに配慮して造られます。
このような建築物は、人々に長く愛され、使い続けられ、歴史的建造物として現存しています。

構造部会では、歴史的建造物の構造形式・耐震構造及び構造に関した法規制について、資料収集・蓄積及びこれらの提供を行ってまいります。また、構造勉強会・現地見学会などを企画いたします。

薬師寺東塔の落書

活動の具体的内容

構造形式 : Coming Soon

耐震構造 : Coming Soon

法規制  : 法適合メモ「指定建築材料」

製材は「指定建築材料」に指定されていないので、日本農林規格に適合していなくても建築物の主要構造部に使えます。
木質接着成形軸材料・木質複合軸材料・木質断熱複合パネル・木質接着複合パネルは、「指定建築材料」なので日本工業規格又は日本農林規格に適合するものを使用しなければなりません。

参考 建築基準法(建築材料の品質)第三十七条 
建築物の基礎、主要構造部その他安全上、防火上又は衛生上重要である政令で定める部分に使用する木材、鋼材、コンクリートその他の建築材料として国土交通大臣が定めるもの(以下この条において「指定建築材料」という。)は、次の各号の一に該当するものでなければならない。
一  その品質が、指定建築材料ごとに国土交通大臣の指定する日本工業規格又は日本農林規格に適合するもの
二  前号に掲げるもののほか、指定建築材料ごとに国土交通大臣が定める安全上、防火上又は衛生上必要な品質に関する技術的基準に適合するものであることについて国土交通大臣の認定を受けたもの
東本願寺大梁